株には値嵩株とか低位株とか割安株とか割高株がありますが、初心者の投資家には非常に分かりにくいです。
割高株、割安株は株価の環境や過去の値動きから見ての現在値を表す水準であり、値嵩株や低位株とは違います。
値嵩株は1株単価が高い銘柄で、低位株は1株単価が低い銘柄です。
株を選ぶ際の基準は様々あります。
株は関連項目のテーマで選ぶ方が良いという意見や市場の注目株を選んだほうが良いという意見もあります。
ですが、初心者におすすめの銘柄として、優良低位株がよいでしょう。
優良低位株は、値動きこそ活発ではないが、その反面安全性が高く、少額からの投資が可能で、将来的な成長性が期待できます。
同じ低位株でも、ボロ株と言われる銘柄もあるので注意が必要です。
低位株での株式投資は銘柄の見極めが重要であるため、財務健全性の高い企業への投資を考えると良いでしょう。
チャートや直近業績を確認して投資判断を心がけると良いでしょう。
また、自分で判断できないときは投資顧問業者の様な投資に関する助言や情報を提供している機関を頼るというのも一つの手段でしょう。
口コミでも人気なトレーダーズブレインマーケットは投資顧問業者としては有名なのでチェックしてみても良いでしょう。

低位株(ボロ株)のメリットは何か

低位株のメリットを説明する男性 低位株の中にはボロ株と言われる銘柄があります。
ボロ株とは、正しい基準がないのですが、100円以下で相場を形成する超低位株で、中長期で業績が不振で、有利子負債が多く、剰余金が少ないか保有していない企業の銘柄です。
企業は業績が悪い場合のために内部留保をつくり、それが剰余金となるのです。
有利子負債は金融機関にしている借金です。
借金が少なく、内部留保が多ければ、実質的に無借金経営となり財務健全な企業と考えられますが、借金が多く内部留保が少ない、或いはゼロであれば、その企業の財務は悪化しています。
このような企業は、株価を押し上げる材料が少なく、低位で推移する傾向が見られ、出来高が少なく100円以下で相場を形成していればボロ株と言いざるを得ません。

ボロ株のメリット

ボロ株というといかにも悪いイメージばかりですが、メリットがないわけではありません。
一般的に考えればボロ株にメリットはありませんが、ボロ株の場合は超低位で推移するため、少額で多くの株式を購入することが可能です。
1株が5000円の場合、100株で50万円ですが、1株が50円であれば100株で5000円、1000株でも5万円、10000株で50万円です。
少ない予算でたくさんの株数を保有できるメリットがあります。
また、ボロ株は仕手筋のターゲットとなることがあり、低位で株価の変化がないように見える銘柄でも、急騰することがあります。
チャートの監視をして最適な株価での購入ポイントであれば、高指値をしておくことで急騰ポイントで売り逃げることが出来ます。
仕手筋は定期的にボロ株を狙い、低位で推移する銘柄を監視しています。
ボロ株が仕手筋のターゲットとなれば一攫千金が可能となるのです。

ボロ株のデメリット

ただ、ここまでにも十分にお話したようにボロ株は100円以下で業績や財務が悪く、企業体質そのものに大きな問題を抱えていることがあるため、これを持つデメリットも大きいです。
株価が安い100円未満の株式は1円、2円の株価変動であることが多く、多くの株数を取引しなくては利ザヤが取りにくいです。
大きな利ザヤを出そうと必然的に多くの株数を取引する傾向が見られます。
ボロ株に手を出し投資家の心理は共通点があり、低い株価の銘柄を多く取引して短期で大きな利ザヤを稼ぐという考え方の人が多いでしょう。
この考え方は間違ってはいませんが、この銘柄をターゲットにする投資家全員がこのような考え方を持っています。
株式投資は市場で互いの投資家が競りにより株式の売買をする場であり、購入後に株価が上に行くか下に行くかわからない世界です。
投資家の中には下落する相場の中で空売りを掛ける投資家もおり、高値を付けたころ合いを見図り、一変して売りに転じ、それと共に空売りを掛けることがあり、急騰後に急落という乱高下の相場となります。
上手く相場に乗れば儲かるでしょうが、下手をすれば大きな損失を招くでしょう。

仕手筋のターゲットとは

仕手筋はターゲットとする銘柄の監視を中長期でしており、そこに投資して株価が上昇を見せたときに群がってくる一般投資家をもターゲットとしています。
大手ファンドなどが株価を吊り上げるため、多くの買い注文を入れた場合に、便乗して買いを入れる投資家の行動を提灯を着けると言いますが、一般投資家の提灯を着ける行動は、完全に監視下にあります。
チャートの動きと出来高を見て、最適なポイントで売却し、投下資本の回収を行います。
下落と共に空売りに転じ、大きく利ザヤを抜きます。
ボロ株の特徴として急騰後に急落すると、再び株価が上昇するまでに非常に時間が掛かります
仕手筋は一度触ったボロ株はターゲットから外します。
ボロ株のメリットはデメリットと背中合わせで、買い時と売り時を間違えるとメリットがデメリットとなってしまうのです。
欲を出さずにこまめに小さな利ザヤをコツコツ稼ぐように考えて投資しましょう。

低位株の安さの秘密とは何か?

低位株の安さについて考える男性 低位株がなぜ安く推移しているかと言えば、業績が悪く株価上昇に影響を与える好材料がない銘柄、或いは大企業で、売り上げは大きいも儲けが低く、原材料単価が相場に左右されるなど特徴的です。

さまざまな業界の株価の動き

大企業では繊維製造を展開する企業や金属・鉄鋼業、建設業などが代表的です。
金属・鉄鋼関連銘柄は慢性的に低い株価で推移しており、原材料の相場が上昇すると株価が高くなるという特徴的な動きをします。
例えば、中国の北京でオリンピックが開催され、続けて上海万博が開催されると、金属素材の需要は高騰し、金属・鉄鋼関連の銘柄は急騰し、これらのイベントが終了すると、株価は下落し再び低位での推移となりました。
これは鉄鋼製品の需要に対して供給が追い付かず、原材料の単価が高騰し、それが相場を押し上げていました。
需要が落ち着くにつれて供給が容易となるため、原材料単価が低下し、相場を下げます。
昔から金属相場は熱しやすくて冷めやすいと言われています。

建設業の場合、多くの材料を必要とし、人件費や燃料、重機などに掛かる費用と設備投資が大きいです。
そのため、慢性的に低位で株価が推移しており、大手建設業でも負債が非常に多いです。
耐震などの懸念が出る危険性を潜在的に持っており低い株価水準となっています。

安さと質の向上

繊維製品の場合、国内での需要が高いのですが、2000年以降市場原理主義が働き、大型商業施設や大規模小売店の出店ラッシュで衣料品の特売店を手掛ける店舗が多くなりました。
また、製造から販売までを一括して取り組む新しいスタイルの小売り事業を展開する企業がアパレルに参入するとそれまで大手メーカーと言われた高級アパレルメーカーとの立ち位置が変わりました。
このことにより地方では百貨店の低迷が続き、一方で大規模な商業施設が多くなると、互いの施設が安売り競争へと発展し、製品の安さを武器に集客に取り組みました。
製品の安さは質が低いと考えられていましたが、大規模な小売事業を展開する企業は近年、コンプライアンスの高さから、安さと質の向上に取り組みました。
消費者としては安さと質の高さを一体化したことに評価をするようになり、企業は安い売価で繊維製品を提供する努力をし、売り上げを伸ばしてきました。
大手小売業は繊維製造をする企業に対して、大量仕入れにより製品単価を低く設定し、薄利多売で集客に取り組み、売り上げを伸ばしてきました。
しかしながら、この構図がある意味繊維製造業の支えとなり、低位での相場形成をしながら業績を保っています。
繊維を取り扱う商社や繊維製造業は儲けが少ないにせよ、大量の繊維の取り扱いにより、売上を向上させています。
製品単価が安くなり、製造の拠点を国内から東南アジアに移す企業も多く、繊維製造業としてもコストに対応するノウハウを高めています。

低位株(ボロ株)の特徴

大手繊維製造業は売り上げが大きい反面儲けが少なく、一方で有利子負債が大きく、低位株として特徴的な動きをしています。
ただ、大規模小売店や新興アパレルメーカーによる大量受注により支えられているのです。
低位でありながら安定した株主を持つという特徴的な側面もあります。

低位株の中には安定性の無いいわゆるボロ株と言われる銘柄がありますが、中小企業に多いです。
ボロ株の特徴として、財務内容が悪く直近業績が右肩下がりなどですが、このような企業は設備投資が乏しく、今後に事業展開での好材料がないことが多いです。
目まぐるしく変化する市場環境の中で、市場に株式を上場して資金を調達する企業はグローバル化が求められますが、グローバルな展開をするためには設備投資や人材への投資が必要で、財務悪化の見られる企業は設備投資費が少ないです。
設備投資と人材への投資が悪くなると収益が低迷するという悪循環に見舞われ、自然と株価が低迷します。
財務悪化で低位となる銘柄は自己資本比率が低いという特徴があります。

低位株の特徴は少額からでも始められる

START 低位株が特徴的なのは少額で取引が出来るということです。
ここでは低位株の投資方法について説明します。
低位株は少額から投資が可能、株価変動幅が少ない、大量に株を購入しても1株の安さから値嵩株に比べてコストが低い、将来大化けするというようなメリットがあります。

低位株は慎重に扱う

一方で、大きな損失を招くリスクもあります。
但し、銘柄を良く選んでチャートで株価の変動を見ながら投資すれば比較的安全な投資となるでしょう。
前にも言いましたが、金属・鉄鋼や繊維製造及び商社などの銘柄は慢性的に低位株として推移していますが、原材料をつくり販売する大企業は破たんの懸念が低いと考えられます。
一方で、建設や製造業は大規模出資をしており、製品の不具合やリコールなどの影響、建設では耐震性への懸念やサプライヤーによる強度の偽装により補償問題を抱えるとたちまち破たんの懸念が企業を襲います。
原材料自体が商品相場を形成しており、世界中で売り買いが行われているため、利ザヤは低いも企業規模がもっとも重要となるのです。
市場競争力を高めるために原材料大手企業はM&Aを進めることも多く見られます。
バブル経済以降、低位で横倍のボックス圏内で株価推移する銘柄に中長期で投資することは長期でインカムゲインを得ることにあります。
変動が少ないことが安全性に繋がります。
冷静な投資マインドを保つためにも、低位株であるからと言って過剰な資金を投じることはいけません。

少額投資で株を増やしていく

低位株でも10年、20年というスパンで相場を見ると、必ず高値と安値があります。
本来であれば安値で株を購入し、高値で売るというのが理想ですが、中長期で株を保有するのであれば、少ない単元で複数回に分けて株式を購入します。
もちろん、株価チャートの監視は必要ですが、比較的安値と判断される株価で100株や200株という単位で購入します。
過去に高値で購入しているのであれば、それよりも安値で購入すれば平均取得単価が下がります。
過去のチャートを監視しながら最適なポイントで指値をしましょう。 このような少額投資を繰り返して、所有する株数を増やしてゆくのです。

高配当に注目し、分割して購入することで、投資の負担が少なくなり、徐々に配当金の受取額も増えてゆきます。
大手企業の取締役などは自社株買いにより多くの株を保有しますが、常に時価で株を取得しています。
言わば、高くても安くても関係なく時価で給料から天引きされています。
但し、配当金は年々増えてゆきますし、また、自社を支えるための取締役としての役割も果たしています。
企業規模や売り上げが数兆円という企業は多くの株主により支えられていると言えますので、株価変動の少ない低位株に時系列で少額投資をして株を増やしていくメリットは高いです。

新興市場の低位株とは

また、このような企業は、自社の借金が多くても子会社に優良中核企業を多く持ち、互いに株式の持ち合いがあり支えている関係性もあります。
新興市場と言われるマザーズやジャスダックの場合、株価変動がアグレッシブな銘柄が多く、IT関連や外食産業、アウトソーシング事業、医療関連などが多いです。
デイトレ、いわゆるデイトレードと呼ばれるような短期での株取引で注目されることが多いとされています。
デイトレの銘柄選びは重要なので、新興市場の低位株には注意しましょう。
現在株価は低位でも今後の成長が見込める企業も多く、但し、これらの企業が展開する事業内容には大きな懸念材料が含まれることも多く、例えば医療関連のサービスや器具製造、薬品などのセクターには医療事故や副作用などの懸念があり、大きな設備投資や研究開発費が必要で、企業規模が小さいことがデメリットとなることもあります。
但し、少額投資をしておいて、10年後に企業規模が大きくなれば、その時少額で購入した株が大型株へと成長する可能性も秘めています。
新興市場の低位株に期待することは今後の成長です。
事業内容や業績などをしっかりと監視していることです。
万が一懸念が高まれば、少額投資であれば十分にシフトチェンジも可能です。